シビュラシステムについての考察! | アニメPSYCHO-PASSの世界は理想郷なのか

その他

本記事では、アニメ「PSYCHO-PASS」に登場するシステム「シビュラシステム」について考察しています。

PSYCHO-PASSの考察が知りたい方「シビュラシステムって現実にあったらどうなの?」「シビュラシステムのメリット・デメリットは?」

こういった疑問を解決できる記事になっています!




✔︎本記事の内容は以下の通りです。

  • PSYCHO-PASSの概要
  • PSYCHO-PASSの背景と比較
  • あらすじ・設定
  • シビュラシステムの考察(導入のメリットと欠落)

スポンサードサーチ

■PSYCHO-PASS概要

総監督 本広克之
監督 塩谷直義
脚本 虚淵玄、深見真、高羽彩

その銃口《システム》は、正義を支配する。」この一言でPSYCHO-PASS説明できてしまいます。

この言葉がどういう意味なのかは、最後まで読んで頂ければ分かると思います!

PSYCHO-PASSは、2012年10月~2013年3月にかけてフジテレビ「ノイタミナ」で第1期が放送されたオリジナルアニメです。

2014年10月~12月には第2期、2015年には劇場版、2019年には、劇場版三部作、2019年10月からは第3期が放送されている人気アニメーション作品です。

ノイタミナとは、フジテレビで放送されている深夜アニメの放送枠のことで、オリジナルアニメとは、漫画や小説などの減作がなく、脚本家がアニメのために書いた作品のことです。

総監督の本広克行という名前を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?

本広克行は「踊る大捜索」の監督としても知られています!

本広克行は元々無類のアニメ好きで、いつか自らの手でアニメ作品を作りたいと密かに計画を立てていたそうです。

そんな本広克行が初めて務めたアニメ監督作品がこのPSYCHO-PASSなんです!

◇PSYCHO-PASS背景と比較

アニメ「PSYCHO-PASS」は、2009年頃に「現代版パトレイバーを作ろう」という企画から生み出された作品です!

作品を作る段階で、コンセプトとなっていたものが「近未来SF」「警察」「群像劇」でした。

なぜこのコンセプトを前提とした作品を作り出そうとしたのか。

それは、日本のSFアニメの代表作である「攻殻機動隊」との差別化を図るため。

また、上記でも述べたように、PSYCHO-PASSの総監督の本広克行が「踊る大捜査線」の監督を務めていたこともあり、お得意の警察ものを取り入れました。

また、SFでよくある特殊能力でバトルするような作品ではなく、ドミネーターという銃を中心とした頭脳戦を中心に描いています。


◇PSYCHO-PASSのあらすじ・設定

PSYCHO-PASSの舞台は日本。現代から約100年後の西暦2112年の近未来で、主人公は公安局の監視官。

2112年の世界は、人間一人ひとりの心理状態や性格傾向の計測を行い、それを数値化する機能を持つ「シビュラシステム」が世界の秩序を保っています。

このシビュラシステムが計測した数値のことを「PSYCHO-PASS」と呼びます。

この「シビュラシステム」が人間を脅威と判断すると、その人間の「PSYCHO-PASS」が上昇。

上昇した「PSYCHO-PASS」は「犯罪係数」とも呼ばれ、「犯罪係数」が規定値を超えると犯罪者とみなされてしまいます。

そして、公安がドミネーターという拳銃を使い、犯罪者を処分ましす。

このドミネーターが初めに述べた「その銃口《システム》は、正義を支配する。」の銃口。

誰かが悪巧みを思考した時点で、「シビュラシステム」が察知し、潜在犯と判定され、事前に犯罪を防ぐことができる。

どうしてこのようなシステムが導入されたのだろうか。

それは、最大多数の最大幸福を得るため!


■シビュラシステムの考察

私は全人類の幸福は不可能であると考えるため、シビュラシステムの導入は良いと判断します。

例えば、

1億円を手にすれば幸せになれる人は少なからずいる。でもお金を貰っても幸せにはなれない、という人もいるし、不死身の体を手にすれば幸せな人もいれば、早く死にたいという人もいる。

こういった観点から、最大多数の最大幸福を目的とした「シビュラシステム」の運営は理解できます。

非常に理にかなった、効果的且つ効率的なシステムであるとも言えるのではないでしょうか!

なぜなら、全人類の幸福が不可能であれば、必然的に最大多数の最大幸福が最善になるから。

また、この「シビュラシステム」が100年後に実現していても驚きはないです!

なぜかと言うと、実際に諸外国では「シビュラシステム」によく似たシステムを導入しているから。

中国では、監視カメラと犯罪容疑者のデータベースを照らし合わせ、AIが追跡をするシステムが実際に実装されています。

また、ロシアでも「シビュラシステム」によく似たシステムを開発しいて、「DEFENDER-X」という、街中の監視カメラから撮影された人物の精神状態を観測し、犯罪者予備軍を見つけ出すシステム。

現に、これらのシステムが実装、開発されているため、日本でも100年以内に実現しても驚きではないでしょう。

ただ、日本国憲法第十一条で基本的人権の享受を妨げられないと記述されているため、犯罪を犯す前の人間を捕まえることは今のところは不可能。

まずは憲法を改正することから始めなければならないですね。笑

もう1つ「シビュラシステム」に関しての懸念があります。

それは、「シビュラシステム」は犯罪を未然に防ぐ効果があるだけでなく、就職先や結婚相手までもを決めてしまうという点

「シビュラシステム」は、一人ひとりの適性を判定し、職業や結婚相手まで決めることができる。

これに関しては、賛否が分かれると私は考えます。

自分に合った仕事なんていうのはやってみないとわからないものだから、最初から適性を判断して欲しい。という人もいれば、全部勝手に決められるなんて絶対に嫌だ。という人もいますよね。

どちらの言い分も分からなくはないですが、私は後者を選択すると思います。

なぜなら、人は自らの意思で行動した時のみ価値を持つと私は考えているから。

これは、日本という恵まれた、自由に選択できる世の中で過ごしているからこそかもしれませんね。

そもそも「シビュラシステム」とは何を基準に「PSYCHO-PASS」を計測しているのかについては、この作品の最大の疑問で、それを暴き明確にするのが目的なので明言は控えておきます。

◇シビュラシステムの欠落についての考察

ただ、シビュラシステムには欠落もあります。

それは、実際に犯罪を思考、実行しなくても潜在犯とみなされてしまう可能性がある、という点。

「シビュラシステム」はストレスフリーな社会を目指すためのシステム。

「PSYCHO-PASS」はストレスを感じるだけで上昇してしまうため、犯罪に巻き込まれた人間が多大なストレスを感じると「PSYCHO-PASS」が上昇する。

その結果、犯罪者認定されてしまう恐れがあるんですね。

上記でも述べましたが、この世界は全てを「シビュラシステム」が判断しているため、裁判や調査は行われません。

現代よりも犯罪率は抑えられる可能性は高いが、冤罪率は上がってしまう懸念があります

また、上記で述べたように「シビュラシステム」は就職先や結婚相手などの選択肢が厳選されます。

そのため、自ら決断することを放棄することになってしまいますよね。

デカルトは「決断ができない人間は、欲望が大きすぎるか悟性が足りないのだ」(※引用デカルトの言葉)

と言いました。

こうなってしまえば、「シビュラシステム」の下に置かれた人間は、欲望が大きすぎる人間、もしくは悟性が足りない人間の集合体になってしまうでしょう。
これらが「シビュラシステム」の欠落だと私は考えています。

この欠落の解決策は、ある程度選択の余地があるシステムを導入するか、定期的にセラピーやカウンセリングを行いストレスを抑えること以外、今はちょっと考えららません。

◇シビュラシステム導入のメリット

シビュラシステムを導入することのメリットは、言わずもがなだが、犯罪を事前に防ぐことができるという点。

近年、日本でも大量無差別殺人や虐待、イジメが増えている傾向がありますよね。

実際に登戸での無差別殺傷事件、京都アニメーション放火殺傷事件、児童虐待は27年連続で増加、イジメ申告件数も過去最多となっています。

特に、殺人事件は「シビュラシステム」を導入することによって事前に防げた可能性が高く、多くの生命が救われたはず。

シビュラシステムを導入することにはメリットもデメリットもある、ということです。

まあそれがPSYCHO-PASSの面白さでもあり、こういった考察ができる理由でもありますね!

以上、シビュラシステムの考察をご紹介しました!



人気記事絵本ナビで8,700冊が試し読みできる! | 国内最大級7万タイトル以上

人気記事『ヲタ婚』の評判は!? | アニメ・ゲーム好きは必見の婚活サービス!

人気記事イヴ・サンローランの「ルージュ ヴォリュプテ シャイン 80」はおすすめ? 魅力をご紹介します!